組織の見直しを行う

パソコンの部品

BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)は、自社の業務の全てもしくは一部を外部の専門業者に委託することでコスト、工数を抑えながら高いクオリティを保つことができる。これまで社内でしかできなかった経理業務や人事業務など、BPOの適応範囲が拡大しつつある。BPOを委託するに当たって前提になるのは、社内で行っていた業務の質がアウトソーシング後も担保されることである。そのためアウトソーサー側の業務に対する処理の精度や知識が、ある一定以上のレベルでなければならない。 どの業務を社外に出すかは企業によって異なるが、人事業務では事務作業や教育・運営、経理業務では経費精算などの業務を委託するケースが多い。これらの業務はマニュアル化することができるのでBPOが可能である。

BPOを検討する企業は、自社にしかできない専門性のある業務に集中的に社員を配置して事業を成長させ、同時にそれ以外の業務を外部に委託することでコスト削減を図ることができる。 社員を育てるには時間とコストがかかる。企業にとってコアになる技術や業務に関わる人材は必要である。しかし業務としてシステム処理できる業務は、アウトソーシングで乗り切り、自社の社員は重要な仕事に付けることが望ましい。 世界のBPO市場は2003年以降、年率8%の成長を遂げている。成長をけん引しているのがインド、フィリピンなどのベンダーが提供するオフショアBPOである。インド、フィリピンなどの国々では、英語が話せる人材が多いうえに人件費も安いので、BPO市場が世界的に拡大してきたのである。